皆様には平素より格別のお引き立てを賜り厚く御礼申し上げます。
当社は明治初期に当時の東京府内において木材輸送を取り扱った毛塚回漕店から始まりました。
昭和23年に現在の毛塚運輸株式会社を設立、以後、内航海運、港湾運送、陸上運送の物流事業に従事し、微力ながら産業界の発展に寄与してまいりました。
現在では北関東から九州まで5つの営業拠点と東京港に港湾施設を有し、顧客の皆様の多様なニーズにお応えできる総合物流業者としての基盤を徐々に確立することが出来ました。
近年、物流業界を取り巻く環境は、急速な少子高齢化やIT化の流れ、地政学リスクや為替の影響による燃料価格や船価等資機材費の高騰など、様々な要因により大きく様変わりしています。
とりわけトラック運転手や船員を始めとする「労働力(担い手)不足」が深刻な問題となり、輸送網の集約、共同化など流通業務の効率化が喫緊の課題となっています。
加えて企業活動に対しては、持続可能な社会の実現に向けて省エネルギー化やカーボンニュートラル・脱炭素社会への取り組みなど、環境保全への姿勢も問われています。
このような状況下、当社は三つの経営理念と二つの経営思想によって時代に即した物流企業への転換を推し進め、高い専門性と付加価値、コスト競争力を併せ持った物流サービスを、顧客の皆様に提案してまいります。
同時に、「輸送安全の確保」を事業の根幹とし、安全基本方針を定め追求・実現することで、安定的かつ効率的な物流インフラとして社会に貢献してまいります。
長年に渡り培ってきたお客様と社会からの信頼や信用に甘んずることなく、質の高いサービスを提供できるよう取り組んでまいりますので、今後ともご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。
代表取締役社長
経営理念
- 高い生産性
高生産性の発揮はすべての起点。赤字企業に人間性尊重の考え方は生まれない。 - 深い人間性
社員の人間性を尊重する。 - 広い社会性
自社の商品やサービスを通じて社会に貢献する。
経営思想
- パイオニア精神
常に、現状を否定し、既存の習慣や、既成のしきたりを超える革新姿勢と革新思想。 - ベスト主義
ビッグよりもベストを目指す。規模拡大を優先しないで、中身充実を優先する。
安全方針
安全活動宣言
運輸業を基幹とした当社において、安全の確保は企業存続の根幹であり、社会的責務です。
『安全第一』の理念をもとに以下の基本方針を掲げ、安全に特化した自社サービスの品質を拡充する事により社会や顧客からの信頼に応えます。
基本方針
- 『安全は全てにおいて優先する』を事業の基本とし、全従業員に安全意識の高揚及び法令順守を徹底させると共に安全で快適な現場環境づくりを目指します。
- 安全教育推進のため安全目標を設定します。また、業務の変革に伴う目標の妥当性を毎年協議し継続的な改善を図ります。
- 一方通行の情報共有ではなく、トップダウン&ボトムアップの両面にわたる無駄のない連絡管理体制を徹底します。
- 労働災害ゼロを目指すと共に危険有害要因を未然に排除するべく、リスクアセスメントを実行しリスクの除去に努めます。
- 常に輸送機器(船舶・自動車)及び荷役機器の整備点検をし、安全面・効率面の両立を行う事で自社サービスを高水準に保ちます。
- 本方針は社内外に広く一般に開示します。